甲虫雑感録62 


昼休みのチョッとした時間を利用た素人甲虫探し出す記です。いつもおなじ
フィールドだと、いづれネタ切れの不安もあるが、なぜか途切れることなく継続
している。次々と現れる新甲虫の不思議。大自然の深さと神秘、恵みに感謝。



トガリバアカネトラカミキリ  07/06/12
窓から見えたガマズミの花はつぼみが多く、側のコゴメウツギを中心に見て回る。スギノアカネトラカミキリはよくみるが、この種はあまりみかけない。
アオアシナガハナムグリ  07/06/12
体長約2センチ、緑色してない色変わり。数年前オオチャイロハナムグリだと大騒ぎしたのはこれか?
不明種ワモンナガハムシ  07/06/12
・・・・・・・・。
ムナグロツヤハムシ  07/06/11
下の黒化型の比較のためあえて登場。
ムナグロツヤハムシ(黒化型)  07/06/11
このクラスのハムシは瑠璃色や金属光沢を持つものが多いが、あまり光沢のない黒色は異様な雰囲気をもっていた。
不明種カバノキハムシ  07/06/11
小さいヒメカミキリに見えたが。側面に歯を持つ逆三角形の前胸が異様。カミキリ、ハムシには該当しないような・・・。
ウンモンテントウ  07/06/08
図鑑との照合のため背中からの正面像や触角の拡大が基本なんだろうけど、斜め45°もイイ。
クリチビカミキリ  07/06/08
ちいさい、体長わずか4〜5ミリ。このときもカミキリとは思わず「甲虫と紛らわしいカメムシ・・・」とつぶやきながらシャッターを切り画像を拡大してはじめて気が付く。
不明種 判明?  07/06/08
強い光沢から一見ゴミムシ似だが、目あたりの輪郭はゴミダマ系。でもこれくらい長い触角の種は見当たらないんだよなぁ。
トホシテントウ  07/06/07
一日中雷雨と快晴を繰り返す変な天候だったが、昼はなんとか晴れる。光沢のないニジュウヤホシテントウなどに近い仲間で、食相はアマチャヅル、カラスウリなど。
マダラクワガタ  07/06/07
裏山の放置された伐採木に張り付いていた。体長約5ミリ。コブツノゴミムシダマシの仲間だと思って、ツノ(アゴ)が撮れたのを確認するとリリースしてしまった。泥状に朽ちた材から得られるというが、単体で外界に存在していたのは希?。
↑頭部拡大  07/06/07
ミジンハサミムシ  07/06/07
てっきりハネカクシだと思ったがよくみるとハサミムシみたいだ。
コマダラコキノコ(1)  07/06/06
斑紋変異の激しいコキノコの紋様2バリエーション。
コマダラコキノコ(2)  07/06/06
同きのこから一塊として得られたので同コキノコ種で間違いないと思う。
伐採木  07/06/05
運よく伐採したての梢を含む丸太木が散乱している現場に遭遇。
トドデオケシキスイ  07/06/05
切断面から滲み出した樹液に甲虫が飛んできた。ケシキスイにしては大きく5ミリちかくある。
ナガタマムシの一種  07/06/05
普段、ルッキングで甲虫を探すコツのひとつは直射日光の当たる葉上などは避けることである。でもナガタマムシのように日光のあたる伐採木が大好きの例外もいる。今日はこの種を含め3種のナガタマムシを得たがすべて種名は判らない。
ツノクモゾウムシ  07/06/05
これまでのゾウムシの概念を打ち破る俊敏性。よく飛ぶ。ハエみたいに直ぐ飛ぶ。静止しているときはヒゲナガゾウムシ類かと思う。
夏の雲  07/06/04
この方向約100km先に三陸の海がある。
ヒメトホシハムシ?  07/06/04
体長5.5〜6ミリ。トホシハムシに似るが体長がやや短く、体形はやや幅広。肢は常に全体赤褐色。体背面の色彩・斑紋も変異が多い。
トホシハムシ?  07/06/04
斑紋黒化傾向の強い個体で、斑紋同士が融合している。
不明種  07/06/04
体長約7ミリ。体形がトホシハムシに似るのでヤナギホシハムシあたりか?。
クロナガハムシ  07/06/01
黄褐色から黒色まで色彩変異がある。
ハバビロハムシ  07/06/01
裏山の放置された伐採木にて。ハムシらしからぬ触角からはじめ科も判らなかったが、1センチ近くもある大型甲虫が図鑑に載っていないわけがないと必死に捜した。
キノコヒラタケシキスイ  07/05/30
上翅にこぶ状の寸断された縦隆起がある。キノコではなくルッキングによる雑草の葉上で発見。
シロテンナガタマムシ  07/05/30
雑草の葉上にとまる個体を見つけるが、近づくものに敏感に反応し落下してしまった。地面を探すとタマムシ特有の金属光沢ですぐにばれ捕獲ケースに直行。体長約8ミリ、斑紋いがいにも翅端近くが白色毛で覆われる特徴を持つ。
不明種  07/05/30
特徴のある前胸部なのだが・・・。
不明種  07/05/30
マルハナノミ科か?体長約3ミリ。キムネマルハナノミ(4〜4.4ミリ)とおなじ前胸が橙黄色の種は他に3種知られるが、その差はあまり明確ではないという。
不明種  07/05/29
マルハナノミ科か?体長約2.5ミリ。キムネマルハナノミ(4〜4.4ミリ)とおなじ前胸が橙黄色の種は他に3種知られるが、その差はあまり明確ではないという。
不明種  07/05/29
ヤナギルリハムシに似ているが異なる点といえば、1)上翅の点刻が列状をなしている、2)触角の根元3節も黒いなど。そういえばヤナギでなく名前も知らない雑草から得られたよなぁ。
ヨコヤマトラカミキリ  07/05/29
昨年とほぼおなじ時期に現れた。白い斑点はムネアカアリの胸部と腹部とのくびれを表現する「騙し絵」として見事に機能している。画像をぼかして見ると、灰色帯もくびれに一役かっているのがわかる。
不明種 判明?  07/05/28
昨年、未掲載甲虫06/05/15と同種と思われる。小ケースに捕らえてみると休まず走り回りすごくパワフル。体長約4ミリ。
トビハムシの一種  07/05/28
体長約2.6ミリ。会合部が黒ずむトビハムシ類にはオオバコトビハムシ、トウヨウアシナガトビハムシ、アカアシナガトビハムシなどのアシナガトビハムシ属だけでなくアヤメツブノミハムシなども考えられるが特定できず。
↑側面像 07/05/28
ルリクビボソハムシ  07/05/28
個体差なんだろうけれど、よくみると前胸と上翅の色彩が微妙に異なっている。
  07/05/25
・・・雨。
クビナガムシ  07/05/25
雨・・・。切り株上をクビナガムシが歩いている。捕らえて触角を拡大してみた。クビカクシナガクチキムシ(06/05/15)がナガクチキムシ科からクビナガムシ科に鞍替えしたのは触角の第3節だけが異常に長い共通点からだとなんとなく納得する。


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