甲虫雑感録84版 


昼休みのチョッとした時間を利用た素人甲虫探し出す記です。いつもおなじ
フィールドだと、いづれネタ切れの不安もあるが、なぜか途切れることなく継続
している。次々と現れる新甲虫の不思議。大自然の深さと神秘、恵みに感謝。



キノコハネカクシ?  09/07/11
体長約4ミリ。枯れたシシウド?の花から得られた真っ黒のハネカクシ。
アカハムシダマシ  09/07/11
体長約7ミリ。国産のアオハムシダマシ属は訂正と追加でより複雑になっているようだが、北東北のこの属はアオハムシダマシとアカハムシダマシの2種だけと単純。
ホンドアオバホソハナカミキリ  09/07/11
体長約13ミリ。各種の花に集まる。長い脚。
シナノクロフカミキリ  09/07/11
体長約6ミリ。上翅に白点を粗く散布した中に帯状に斑紋がきれる部分がある。
エサキキンヘリタマムシ 09/07/11
ハナウドかシシウドか分からないが枯れたセリ科の大形花輪を叩くとたくさんの種と共に美しいタマムシが落ちてきた。叩く前に見なかったのかといえば見てない。
ケブカクロナガハムシ?  09/07/11
体長約4ミリ。毎年不明種として登場するハムシだが今年も捕れた。ルリウスバハムシに似ている体形と密集した毛肌からなんとか種名を当てはめた。
アトジロカレキゾウムシ 09/07/11
体長約3.5ミリ。模様はウスモンカレキゾウムシ(5〜7ミリ)に似ているが、上翅後部の白紋の後ろに黒点を有する。
不明種  09/07/11
体長約4ミリ。ヒメカメノコテントウの斑紋変化のひとつとして捉えていたが何かが変だ。1)小楯板脇にある対の黄紋がない。2)脚が黒い。ナミテントウの4紋型としても納得できない紋の形である・・・・・。
銀メタのイモサルハムシ  09/07/09
体長約6ミリ。過去に記載した種ではあるが、あぶなく「不明種」とするところだった。特定の色に傾かない銀の色彩が邪魔し判らなかったが、図鑑のオキナワイモサルハムシがメタリックを帯びた画像であることを手がかりになんとかイモサルハムシにたどり着く。
ヘイケボタル  09/07/08
体長約8ミリ。施設外壁のクモの巣に掛かっていた。清流を必要とするゲンジボタルと違い水田などの淀んだ水系でもOKだというが近くに水田なんかあったっけ?。とりあえず絡まったクモの糸から救い出しケースに収容した。暗くすると「ありがとう」と光って合図してくれた。
ヘイケボタル発光 09/07/08
半透明のケースに入れて裏がわから発光の様子を眺めると深海のイカの発光みたいに光が流れる様子など単純な強弱発光でないことがわかる。
ダイミョウナガタマムシ  09/07/07
体長約5ミリ。自信はないが上翅にある4つの斑紋の位置などから判断した。
マルモンタマゾウムシ   09/07/07
体長約5ミリ。なにか食相にあったのだろう数頭まとめて落ちてきた。上翅会合部にまたがった黒丸模様が目立つが、よくみると尻のほうにもうひとつある。
不明種 ナラキマダラツツコメツキ  09/07/07
体長約5ミリ。黒い上翅に、これだけはっきりとした6コの白紋があるのに判らない。いや、この前胸デカめの体形自体がコメツキ類に該当する種がないのだ。
   上記の通り種名が判明しました。情報ありがとうございます。
キアシクビボソムシ  09/07/06
体長3.5ミリ。後脚が黒い。アリモドキ科だけあって動作が敏しょうで活発に走り回る。
コクビボソムシ   09/07/06
体長約5ミリ。触角第7節以降が黒い。
クリの花  09/07/03
栗の花が目立つが、ほとんど手が届かない高い位置で咲いている。マレットゴルフ場奥の丘陵にある栗の花はラッキーなことに地面に接するほど低い位置にある。
アオオビナガクチキ  09/07/03
体長約5ミリ。各種の花に普通。帯のない全体灰白色の個体もいる。
クチブトコメツキ(1)  09/07/03
体長約7ミリ。平地から山地まで、最も普通にみられるコメツキのひとつだが、前胸や上翅に黄褐色の個体も見られ、体色だけで種を判断できないコメツキの難しさの一端を垣間見る気がする。秋田県のコメツキムシによるとこの前胸、上翅共に黄褐色の個体は全体の2.5%とわずかだという。
クチブトコメツキ(2)  09/07/03
体長約7ミリ。秋田県のコメツキムシによるとこの全体が黒い色の個体は全体の58.5%を占めるという。(2)と(3)の比率は地域差があるといわれるが隣県なのでそれほど変わらないか?
クチブトコメツキ(3)  09/06/--
(2)と(3)の比率は地域差があるといわれ、秋田県のコメツキムシによるとこの上翅が黄褐色の個体は全体の39%を占めるという。
夕刻  09/07/02
昼休みは雨降りで出動できなかったが、雨のあっがた午後6時頃裏山にちょこっと登ってみた。木の切株のカワラタケもたっぷり水分を含みやわらかくなっている。
カタベニタマキノコムシ  09/07/02
体長3.5ミリ。近似種と間違えようのない判りやすい斑紋。触角の一部が小さく刃こぼれ様の球桿部はこの属の特徴。
ツツキノコムシの一種  09/07/02
体長4ミリもある巨大なツツキノコ。
ヌバタマハナカミキリ  09/07/01
体長約10ミリ。スギの木肌に張り付いていた。つやけしで真っ黒な体色、幅広の上翅などはハナカミキリとよりコバネカミキリ♀などノコギリカミキリ亜科系の雰囲気がする。
ニジゴムムシダマシ  09/06/30
体長約5ミリ。図鑑にはニジゴミムシダマシ族の虹光沢がズラーッと並んでいるので選ぶのが大変と思いきや意外にも北日本にはこの1種しか存在しないんだって。
タテスジキツツハムシ  09/06/29
体長2〜3ミリ。端に当たる第5節以外の腹部は黒い。


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