甲虫雑感録116版 


昼休みのチョッとした時間を利用た素人甲虫探し出す記です。いつもおなじ
フィールドだと、いづれネタ切れの不安もあるが、なぜか途切れることなく継続
している。次々と現れる新甲虫の不思議。大自然の深さと神秘、恵みに感謝。



アカマダラカツオブシムシ  11/07/18
体長3.7ミリ。野外ではなく家の玄関にて捕獲。ヒメマルカツオブシムシみたいに人の生活と密接に関係するカツオブシムシなのだろうか?。
ヨツモンミズギワコメツキ  11/07/17
体長3.7ミリ。「秋田県のコメツキムシ」によると地上性の普通種で畑や荒地に多いとある。
葛根田川  11/07/17
浅くとも青色が判る。この上流に地熱発電所がある。
フタコブルリハナカミキリ  11/07/17
これまで上翅の色が緑系しか見たことがなかったが、青色も存在することがわかった。
タマツツハムシ♀ 
ある甲虫サイトで過去の不明種とした同じ種が出現した。おかげで、不明種がまたひとつ解明できたことになる。
タマツツハムシ♂ 
ハムシ図鑑「日本産ハムシ類・成虫分類図説」から画像を無断拝借。前胸と小楯板が癒着した異様な形が↑上の画像と一致する。同一標本を撮影したと思われる保育社甲虫4では拡大率が小さく、基部付近の形がよく判らなかった。♂と♀で前胸の色がまったく異なることが解明できなかった要因のようだ。
ヤハズカミキリ  11/07/16
濁ったピンク色。過去にも何度か捕れているのでサイト内を探すが見つからなかった。
顔 
コガシラアオゴミムシ  11/07/15
河川敷で大量に越冬しているアオゴミムシだと思ったら、黄色の脚などから別種と判る。
モンキゴミムシダマシ  11/07/15
数年前と同場所、同キノコに現われる。その発見時の↓様子。
オレンジ色のキノコ  11/07/15
野外においてあるクリの木でできた長椅子にオレンジ色のキノコが生えてきた。その後白く硬いサルノコシカケタイプと変化したが、モンキゴミムシダマシと思われる幼虫に白い木屑に分解され、ボコボコ穴だらけとなった。
タマキノコムシ科  11/07/14
球桿の一部が刃こぼれ状となるAnisotoma属。このなかで上翅に赤紋を欠き、頭部に赤紋を有するのはオビスジタマキノコムシとズモンタマキノコムシに絞られるようだ。両者を分けるのは上翅点刻列の仕様が二重線か単点線かによるという。
北の沢奥地を貫通する道路  11/07/13
トンネルとトンネルの間、北の沢を貫通する道路はなにやら見たことのない特殊な工法で作られている。なんの克服なのかが気になる。前に紹介した水晶ザクザクの場所だ。
メダカハネカクシの一種  11/07/13
体長5.3ミリ。以前なら細い身体に黄色い脚だからキアシホソメダカハネカクシとしていたのだろうが。簡単に種名が判る種ではなくなった?数が多すぎ、大部分は和名のない種なのだろう。↑上の道路補強部分脇のコンクリートから。
飛翔 
するすると後翅を伸ばし、そして飛んでいった。なんとなく飛ばない印象で見ていたから意外だった。
ドウボソカミキリ  11/07/13
体長7.5ミリ。下の沢に下りる道はうっそうと暗くヤマアジサイが生えている。こんな暗い日陰によくいるカミキリという。
ミヤマドウボソカミキリ  09/06/15
体長約10ミリ。比較用に用意した過去画像。白いスジが何本か走る。
ドウボソカミキリ  11/07/13
長い触角。体長の2.9倍もある。
タマゴタケ  11/07/12
今日は昼に突然の豪雨のため外出できなかったが、夕刻になって裏山脇の道路に沿って歩いてみた。 毒々しいが意外にも食用だという。
チビケカツオブシムシ  11/07/10
体長2.3ミリ。プランターに植えたゴーヤの葉上に、小さい毛むくじゃらの甲虫を見つける。かつて不明種としてたやつだ。
裏面 
♂は触角先端節が前節の3倍の長さと、あるのでこの個体は♀だな。
ミカドヒゲブトコメツキ?  11/07/09
体長2.8ミリ。てっきりナガヒゲブトコメツキだと思い込んでいたが、触角球桿の大きさがどうも気になる。両者を並べてみると明らかに異なる。前胸側縁の膨らみ具合も違うように見えるがどうだろう。
ナガヒゲブトコメツキ  10/11/02
体長2.9ミリ。比較用の旧画像。
カバイロヒラタシデムシ  11/07/09
体長12.7ミリ。動物の屍体ではなく、意外にも道路わきの雑草の葉上からルッキングで。カバイロ?の前胸と突出する尻部。
 
簡易2画像合成というか、異なる画像の張り合わせだから、当然繋目の不自然さは残る。
オサシデムシモドキ  11/07/09
体長7.2ミリ。今回が初ではないが、名前を忘れシデムシ類の頁だと勘違いし探してしまった。
ヒラタクロクシコメツキ  11/07/08
体長11.8ミリ。クシコメツキまでは確かだが、そこから先が進まない。触角の細さなどからこの種としたが暫定感は否めない。
OKです。クロクシとは触角の3節が短いのが重要なキーです。ヒラタクロクシは森林を中心にクロクシは河原など草原環境を中心に得られます。
ヒラノクロテントウダマシ  11/07/08
体長4.2ミリ。正確な背面位ではなくやや前方からの画像だが、前胸の両サイドが平行なのがよく判る。
裏面 
全身真っ黒が特徴といわれるが、裏返すとルリテントウダマシ同様、尻は朱赤。
ベニモンテントウダマシ  11/07/07
体長4.2ミリ。裏山の階段に生えているキノコの隙間から赤い身体がはみ出していた。こんなに目立つ色なのになんで今まで見つからなかったのだろう?。
やや前横 
上の画像は触角がよく分からないので、触角のブレない画像を探す。
エンマムシ科の一種  11/07/07
体長2.9ミリ。レンズ比較。普段常用している25ミリ拡大レンズ。
12.5ミリ拡大レンズ 
↑と同個体。ピントの合う範囲が極端に狭いので、触角の拡大とか用途が限られる拡大レンズ。ゴミの修正


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